足元から健康に！扁平足＆外反母趾の症状と改善法

こんにちは、名古屋市名東区にある接骨院『距骨サロン藤が丘』です。

「長時間立ったり、歩いたりすると足裏がだるくなる」「足裏が引き伸ばされるような痛みがある」そんな症状にお困りの方は、扁平足かもしれません。扁平足は進行すると外反母趾を引き起こしやすく、骨が変形したり、靴を履いていなくても痛むようになることも。扁平足と外反母趾の改善には、生活習慣の見直しや適切なケアが重要です。今回は、それぞれに対する具体的な症状と改善法をお伝えします。

偏平足とは、足の裏の土踏まずのアーチ状の構造が潰れて足の裏が平らになった状態を指します。扁平足になった際の症状は以下の通りです。

１.足の疲れやすさ

長時間歩いたり立っていると、足の裏に疲労感を感じることがあります。特に足のアーチは低いため、足全体に負担がかかりやすいです。

２.足や膝、腰の痛み

足のアーチが崩れることで、足の裏やかかと、特に内側部分に痛みを感じることがあります。また、体重のかかり方が偏ることで、膝や腰に負担がかかり、痛みを感じることもあります。

３.歩行の不安定さ

足のアーチが低いため、歩行時に足が不安定になりやすく、足元がふらつくことがあります。

４.靴の内側がすり減る

扁平足の人は、足が内側に倒れやすいため、靴の内側が早く擦り減る傾向があります。

１.足の筋力強化

床に置いたタオルを足の指で掴んだり、指を動かす運動をすることで、足の筋力を強化し、アーチをサポートできます。また、かかとを上下に動かす運動を繰り返し、ふくらはぎの筋肉や足底の筋力を鍛えることで、アーチを補強できます。

２.インソールやアーチサポーターを使う

足のアーチをサポートするインソールを使用することで、足にかかる負担を軽減し、正常な歩行へと導きます。インソールを選ぶ際は、医師や専門家に相談して自分に合ったものを選ぶことが重要です。

３.適切な靴を選ぶ

扁平足の原因の一つでもある「靴のサイズ」。自分の足に合った靴を履くことがとても大切です。アーチを支える機能があるものや、クッション性があり、足をサポートしてくれる靴を選びましょう。ヒールの高い靴やサイズが合わない靴は避けた方がよいです。

４.ストレッチ

足の裏やふくらはぎ、足首のストレッチを行い、筋肉の柔軟性を高めることで、足への負担を軽減できます。

外反母趾は、親指（母趾）が小指側に曲がってしまう（外反）状態のことを指します。外反母趾になった際の症状は以下の通りです。

１.親指（母趾）の変形

外反母趾が進行すると、親指が内側に曲がって隣の指に重なるようになったり、親指の付け根が外側に突き出したりと足の形が変形します。これが原因で指に痛みが生じたり、付け根が腫れて痛みを感じることがあります。

２.痛みや圧迫感

親指の付け根が外側に出ることで、靴が当たる部分に痛みを感じたり、圧迫感を覚えることがあります。窮屈な靴を履いているとより痛みが増します。

３.足の疲れやすさや歩行時の違和感

足の形が変わることで歩き方に影響が出て、足に余分な負担がかかり、長時間歩くと疲れやすくなります。また、親指が外側に向いていると、歩行時に違和感や不安定感を感じることがあります。

４.靴の先端が擦り減る

外反母趾によって足の指の位置が変わり、靴の先端が内側に偏って擦り減ることがあります。

１.足の筋力強化やストレッチ

足指を使った運動や足指を開くトレーニングなどを行い、足の指や足底の筋肉を鍛えることで、足指の位置を安定させ、外反母趾の進行を防ぐことができます。また、足指を開いたり、親指を内側に引っ張るストレッチなどを行い、足指をほぐすことで、親指が外に向かないようにサポートができます。

２.インソールや足指用のサポーターを使う

外反母趾用のインソールやサポーターを使用することで、親指の位置を矯正し、足の負担を軽減できます。指の間に挿入するクッションや、足指を広げる矯正具を使用することも効果的です。

３.適切な靴を選ぶ

外反母趾の改善には、足に合った靴を履くことが非常に重要です。特につま先部分が広く、足に優しい靴を選び、無理に締め付けるような靴は避けましょう。

４.足のケア

親指の付け根に痛みがある場合、温湿布やマッサージを行うことで、血行を促進し痛みを和らげることができます。ただ、あまりにも痛みがある場合は、専門家に見てもらうようにしましょう。

これらの改善方法を実践することで、扁平足や外反母趾の症状を軽減したり、進行を防ぐことが可能です。ただし、症状がひどくなる前に、早めに対処することが大切です。『距骨サロン藤が丘』では、お客様がお持ちのつらい症状と正面から向き合い、「根本的な原因の解決」へ導くことを心がけています。少しでもお困りのことがある方は、いつでもお気軽にご連絡ください！