距骨とは?
身体全体を支える重要な骨
距骨の特徴
筋肉で支えられていない自由な骨
多くの骨は筋肉で支えられており、ズレが生じないよう支えられていたりズレた際には痛みが生じて気づく事が多いです。しかし距骨には筋肉がついていないためずれやすく、そしてずれたとしても気づきにくいです。また距骨は一度ズレたら自力では元に戻らない点も特徴です。筋肉がついていない骨という特徴は距骨特有のものです。
動きやすい
距骨には筋肉がついていないこと、また全体重がかかる位置にあることから普段の運動や生活の中で少なからず動いてしまっている方が多いです。逆に言うと動きやすい骨だからこそ足首のスムーズな動きを助け、二足での歩行を可能にしているとも言えます。しかしこの距骨のズレが大きくなるほど傾いた身体のバランスを違う箇所で取ろうとするため、その結果外反母趾や内反小趾、腰の痛みや筋肉の凝りなどの不調に繋がります。
距骨に問題が起こるとどうなる?
距骨は足のアーチにも関係する
これらの足のアーチが立体的になっていることでクッションの役割を果たしており、歩き出す力や衝撃吸収に繋がりスムーズな歩行に繋がります。これらのアーチと距骨にも密接な関係があるため、偏平足等足のアーチが崩れてしまっている方の施術の際にも距骨調整の施術をする事があります。