外反母趾の反対?内反小趾について解説!
2025/02/23
こんにちは、名古屋市名東区にある接骨院『距骨サロン藤が丘』です。
「小指が靴に当たって痛い」「小指の付け根が靴にこすれて痛い」こんな悩みをお持ちの方はいませんか。そんな症状の方は、内反小趾(ないはんしょうし)の可能性が高いです。足のトラブルの一つとして、外反母趾はよく知られていますが、内反小趾はあまり知られていないのもあり、気付かずに見過ごされることもあります。今回はそんな内反小趾について解説していきます。
目次
内反小趾についての解説
内反小趾とは
内反小趾とは、足を上から見ると小指が内側に「く」の字に曲がり、小指の付け根が外側に突き出る状態のことを指します。これは、外反母趾と同様、足の指の異常な方向への変形が生じる症状ですが、実は、内反小趾は外反母趾よりも多い足の変形です。大きな親指と違って、小さい小指は、靴や靴下によって変形しやすいという特徴があります。
内反小趾の症状
内反小趾になると、以下のような症状が出ます。
1.小指が内側に曲がる
内反小趾では、小指が他の指に向かって内側に曲がり、時には隣の指に重なってしまうこともあります。
2.小指の付け根が膨らむ
小指の付け根部分(小指の基部)が膨らんで、外側に突き出ることがあります。この部分が痛みを伴うこともあります。
3.痛みや圧迫感
変形した小指が靴の内部に擦れて痛みを感じたり、靴を履いたときに圧迫感を覚えることもあります。また、痛みを緩和しようとすると、歩き方や姿勢が悪くなってしまい、膝や腰に痛みを生じるケースもあります。
4.靴の擦れや傷
小指が内側に曲がることで、靴の内部に擦れて皮膚が傷ついたり、靴の形が不自然に変わってしまうことがあります。また、足の外側が靴と擦れて、タコやウオノメができてしまうことも。
内反小趾の原因
1.不適切な靴の着用
サイズが合わない靴や先が狭い靴、高いヒールの靴などを履くことで、小指に過度な圧力がかかり、内反小趾が進行することがあります。
2.足裏のアーチの問題
扁平足など足裏のアーチが崩れていると、歩行時に足に不自然な負荷がかかり、小指が内側に曲がりやすくなります。
3.足指の使い方の不適切さ
長時間立ったり歩いたりすることが多く、足指を使い機会が少ないと、足指の筋力が低下し、内反小趾を引き起こすことがあります。
内反小趾の改善法
1.適切な靴を選ぶ
足にピッタリの靴を選ぶことが最も大切です。足の形に合った広めの靴や、つま先に余裕がある靴を選ぶことで、圧迫を減らし、進行を防ぐことができます。
2.足指のストレッチと運動
足指を広げたり、足指でタオルを掴んだりする運動を行うことで、足指の筋力を強化し、内反小趾の改善が期待できます。
3.インソールやサポーター(靴下)の使用
足のアーチをサポートするインソールを使用したり、小指の変形を矯正するためのサポーターを使うことで足への負担を軽減できます。また、インソール等に併せて五本指ソックスも使用すると、足の指が自由に動きやすいため、重心バランスを整えるのに役立ちます。
4.足のマッサージや温湿布
足指や足底のマッサージを行い、血行を促進することで、痛みやこわばりを軽減することができます。また、温湿布でリラックスさせることも効果的です。
まとめ
小指の付け根が外側に曲がる内反小趾は、足に合わない靴を長期的に使用していたり、歩き方の癖などが原因で痛みを発症します。内反小趾は早期に対処すれば症状を軽減することができますが、放置すると進行し、痛みや歩行に支障をきたすことがあります。適切なケアや靴の選び方を見直し、予防に努めることが大切です。『距骨サロン藤が丘』では、足の形状や歩行パターンを詳細に分析し、その結果を基に個別の調整プランを作成します。また、施術後のケアとして、日々の生活の中で足の健康を維持できるよう、具体的なアドバイスとサポートを提供しております。お客様一人ひとりに合わせた対応を心がけておりますので、少しでも気になることがありましたら、いつでもお問合せください!
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