距骨の役割とは？足首を支える重要な骨の秘密

こんにちは、名古屋市名東区にある接骨院『距骨サロン藤が丘』です。

足首の健康に関心がある方なら、足首を構成する骨や関節の働きについて一度は考えたことがあるのではないでしょうか。聞いたことある方もいらっしゃるかもしれませんが、足首を支える重要な骨の一つに「距骨」があります。この距骨は、足首の動きや安定性に深く関与しており、歩行やランニングなど日常的な動作を支える鍵となる骨です。では、距骨はどのような役割を果たしているのでしょうか？今回は、距骨の役割や重要性などについて詳しく解説していきます。

距骨は、足首の動きや安定性、衝撃吸収などに欠かせない役割を担っています。以下は距骨の主要な役割です。

１.足首の動きを支える

距骨は足首の関節において重要な役割を果たしており、足の屈伸の動きに大きく関与しています。また、足日を上下に動かす動きのほどんどは距骨が中心に行われており、この動きがなければ、歩行や走行、立ち上がる時に足首が機能しません。

２.足首の安定性、衝撃の吸収

距骨は足首を構成する他の骨（脛骨、腓骨、踵骨）との接続点に位置し、足首の安定性を提供します。また、足首にかかる衝撃や圧力を分散させる役割も果たしており、歩行時や走行時に発生する力が全体にうまく伝わるように働くことで、膝や腰など他への負担を軽減します。

３.体重の分散

足首に加わる体重を踵部や前足部などに均等に分散させるために、距骨が足の底全体にかかる圧力を効果的に調整し、姿勢や動作をサポートします。

４.可動域の提供

距骨は足首の可動域を提供し、歩行や走行、階段を上る、しゃがむなどの動作時に自然に足を動かすことができます。また、足の回転（回内・回外）にも関与しており、歩行時や走行時に足首が回転することで、地面との接触を適切に調整しています。これにより、足の位置を適切に変えたり、バランスを取ることができます。

距骨に問題があると、足首や足の動きに影響を与えることがあります。代表的な怪我や症状は以下の通りです。

距骨骨折：足を強く捻ったり、転倒した際に起こりやすい怪我です。

距骨軟骨損傷：スポーツや激しい運動によって距骨の軟骨が損傷すると、足首の痛みや可動域制限が生じることがあります。

距骨異常：距骨の形状や位置に異常がある場合、歩行や走行時に不安定感を感じることがあります。

距骨の健康を守るためには、日常的なケアが重要です。ここで、予防的なアプローチ方法をご紹介します。

１.日常的なストレッチ

足首やふくらはぎ、アキレス腱のストレッチを取り入れることで、距骨をサポートできます。

２.最適な靴とインソール

距骨への負担を軽減するために、最適な靴やインソールが重要となります。クッション性の高い靴や足底のアーチをサポートしてくれる靴、運動時の距骨への圧力を減らしてくれる靴など、自分の私生活に合わせて靴を選びましょう。

３.バランス訓練

片足立ちやバランスボードを使ったトレーニングで、足首の安定性を向上させることができます。

４.適度な休息と負担の軽減

過度な運動や立ちっぱなしを避け、足にかかる負担を減らす生活習慣を心がけましょう。

距骨は足首の関節において重要な役割を果たして、足首の可動性や衝撃吸収、体重分散をサポートします。距骨に問題が発生すると、歩行やランニングに支障をきたすことがあります。適切なケアとしては、ストレッチやエクササイズ、適切な靴選びが効果的です。距骨の健康を守ることで、足首や全身のバランスを保ち、日常生活やスポーツ活動でのパフォーマンスを向上させることができます。『距骨サロン藤が丘』は距骨調整に特化した施術を提供しております。距骨に関してお悩みなどがある方は、『距骨サロン藤が丘』までお気軽にご連絡ください！