【距骨骨折のリハビリ】効果的なリハビリ法と回復期間について
2024/08/04
こんにちは、名古屋市名東区にあるエール接骨院です。今日は距骨骨折についてお話しし、そのリハビリ法や回復期間について詳しく説明します。距骨は足首の重要な骨で、歩行やバランスに関与しています。この骨が骨折すると、日常生活に大きな支障をきたすことがあります。しかし、適切なリハビリを行うことで回復することが可能です。この記事では、距骨骨折のリハビリ法やその期間について詳しく見ていきます。
目次
距骨骨折とは?
距骨が骨折するとどうなる?
距骨は、足首の中心に位置するハートの形をした小さな骨で、脛骨、腓骨、かかとの骨と連結しています。主に距骨は、足首の動きのサポートをし、足にかかる全身の体重を均等に配分する重要な役割を果たしています。しかし、強い衝撃や転倒、交通事故などが原因でこの骨が骨折すると、歩行が困難になり、日常生活に支障をきたします。また、回復するためには、適切な対処やリハビリが必要になります。
距骨骨折のリハビリ法
距骨骨折に効果的なリハビリ法について
ここでは、一般的な距骨骨折のためのリハビリ法について紹介します。
【初期段階:安静と固定】
距骨骨折の治療はまず安静と固定から始まります。この期間は通常、ギプスやブーツを使用して足を固定し、骨が適切に癒合するようにします。この段階では、足をできるだけ動かさないようにし、骨の回復を待ちます。
【中期段階:軽い運動とストレッチ】
骨がある程度癒合した後、リハビリが本格的に始まります。この段階では、軽い運動やストレッチが重要です。
・足首の回旋運動
座った状態で足首をゆっくりと回す運動。これにより、足首の可動域を広げ、柔軟性を高めます。
・タオルプル
床に座り、タオルを足の前方に置き、それを手で引き寄せる運動。足の筋肉を強化し、血流を促進します。
軽い体重負荷運動:立った状態で片足立ちをするなど、徐々に体重をかける運動を行います。ただし、無理をしないように注意が必要です。
【期段階:強化トレーニングとバランス訓練】
骨が完全に癒合し、初期のリハビリが順調に進んだ後は、より強化されたトレーニングとバランス訓練が行われます。この段階では、足首の筋力を取り戻し、再び正常に歩けるようにすることが目標です。
・レッグプレス
ジムの機器を使って、足に徐々に負荷をかけるトレーニング。足の筋力を強化します。
・バランスボード
不安定なボードの上でバランスを取る練習。これにより、足首の安定性と全体的なバランス感覚を向上させます。
・ウォーキング
初めは短い距離から始め、徐々に距離を延ばしていく。適度な負荷をかけながら、正常な歩行を取り戻すことを目指します。
距骨骨折のリハビリ期間
距骨骨折のリハビリ期間はどのくらい?
全体として、距骨骨折の完全な回復には3ヶ月から6ヶ月以上の時間がかかることが一般的です。ただし、回復期間は個々の状況や骨折の重症度、リハビリの進行具合によって異なるため、自分だけで判断せず接骨院などの専門家の指示に従いましょう。
・初期段階
2〜6週間。ギプスやブーツで固定し、安静を保つ期間です。
・中期段階
6〜12週間。軽い運動やストレッチを開始し、徐々に足首の可動域を広げます。
・後期段階
12週間〜6ヶ月。強化トレーニングやバランス訓練を行い、足首の筋力とバランスを回復させます。
まとめ
効果的なリハビリ法で距骨骨折から回復しよう
距骨骨折は日常生活に大きな影響を与える重篤なけがですが、適切なリハビリを行うことで回復が可能です。初期段階では安静と固定が重要であり、その後、軽い運動やストレッチ、強化トレーニングを通じて足首の機能を取り戻します。リハビリの期間は個々の状況によりますが、約3ヶ月から6ヶ月を見込んでおくと良いでしょう。何よりも重要なのは、専門家の指導のもとで無理なく進めることです。皆さんも、距骨骨折のリハビリを通じて、健康な足を取り戻しましょう。
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