外反母趾、扁平足の方必見！適切な靴の選び方

こんにちは、名古屋市名東区にある接骨院『距骨サロン藤が丘』です。

一般的に併発しやすいといわれている「外反母趾」と「扁平足」。外反母趾と扁平足のどちらも発症している方だと、どんな靴を履いても足が痛くて困っている方も多いのではないでしょうか。外反母趾も扁平足も放置すると症状が悪化してしまいます。そこで今回は、正しい対処の一つとして重要である、適切な靴の選び方をお伝えしていきます。

適切な靴を選ぶ際に重要なのは、「正しい足のサイズを知る」ことと、「たくさんの靴を試し履きする」ことです。足に合う靴を見つけるためには、時間をかけて探す必要があります。

靴の大きさは一般的には「何㎝」と足の長さだけを基準にして購入することが多いですが、実は、靴には足長のサイズと足囲（足の幅）のワイズの２種類のサイズがあります。自分の足長（サイズ）は何となくご存知の方が多いですが、正確に測り直してみると実際の長さは自分が思っている以上に短いことがほとんどです。また、左右で大きさが違うこともよくあります。一人では正しく測れないため、正確に測るためには靴屋さんなどで測ってもらうことをおすすめします。また、足囲（ワイズ）に関しては一般的な靴屋さんでは測ってもらえないことが多いので、専用の測定器がある靴屋さんなどで測ってもらってください。足長・足幅・足囲を正しく知り、それらを目安に靴を選ぶと外反母趾や扁平足の方でも足に合った靴が見つけやすいです。

靴を選ぶ際に最も大切なのは、"試着"です。最近はインターネット通販でも購入できたりととても便利ですが、最も大切な試し履きができません。中には、試し履き後に返品できるインターネット通販の靴屋さんもありますが、実際に届いてから試着して返品されるケースは少ないです。また、同じサイズでも人によって足の形は違いますし、メーカーやモデル、素材によって履き心地も様々です。そのため、日常的に履く靴を選ぶ時は試着してから購入することをおすすめします。特に外反母趾や扁平足の方は足に合わない靴を履き続けると症状が悪化してしまう可能性もあるので、必ず試着してから靴を購入するようにしましょう。

ヒールが高い靴を履くと、つま先で体重を支えるようになるため、靴の中で足が前滑りして、土踏まず部分に必要以上の負荷がかかってしまいます。日常的にヒールの高い靴を履き続けると、足先の筋肉が衰える原因となり、外反母趾や扁平足を悪化させてしまう原因にもなり兼ねないので、なるべくヒールの高い靴は避けたいものです。

なかなか自分にあった靴が見つけられず、お困りの方も多いのではないでしょうか。そんな方には、自分の足の形に合わせて作る靴の中敷きである、オーダーメイドインソールもおすすめです。オーダーメイドインソールを使用することで、外反母趾や扁平足の原因である足裏の筋肉の働きを改善し、サポートすることによって改善を促す効果はもちろん、悪化を防ぐ効果もあります。

足に合う靴を見つけるためには、ご自身の足のサイズや形をよく知ることが大切です。外反母趾と扁平足の原因のほとんどが「足に合わない靴を履いている」ということです。現状以上に悪化させないためにも、足に合う靴を履くことはとても重要です。なかなか見つけることができない場合は、足と靴の知識が豊富な靴屋さんに相談するのも一つの方法です。時間はかかってしまうかもしれませんが、まずは正しい足のサイズを測定し、たくさんの靴を試し履きし、自分の足に合う靴を見つけていきましょう。