外反母趾の原因?外反母趾になりやすい歩き方と正しい歩き方
2025/02/02
こんにちは、名古屋市名東区にある接骨院『距骨サロン藤が丘』です。
足にできると痛いと言われている外反母趾。放っておくと症状が悪化するだけではなく、身体全体のバランスが崩れ、他の部位を痛めてしまう可能性もあります。外反母趾を予防や改善する方法はいくつかありますが、その中でも「正しい歩き方」を意識することは重要です。そこで今回は、外反母趾になりやすい歩き方と正しい歩き方をお伝えしていきます。歩き方を見直して、外反母趾の予防や改善をしていきましょう。
目次
外反母趾になりやすい歩き方
外反母趾になりやすい歩き方は、足や足指に過度な負担をかけたり、足の正常な動きなどを崩してしまうこともあります。特に、長期間にわたって府定説な歩き方を続けると、外反母趾の進行や症状の悪化を引き起こすことがあります。以下のような歩き方には注意しましょう。
ペタペタ歩き
足裏全体を同時に着地させてしまう「ペタペタ歩き」。ペタペタ歩きをすると、足裏の筋力の低下や足の指の柔軟性の低下を招き、外反母趾の原因につながると考えられます。
足の外側(内側)に体重をかける
歩行時に足の外側に体重をかけ、足の内側があまり使われない歩き方です。この歩き方は、足の親指に余分な負担がかかったり、親指が外側に引っ張られることが多くなり、外反母趾の進行を助長することになります。逆に内側に体重をかけて歩くとオーバープロネーション(着地時にかかとの骨が内側に倒れ込みやすい状態)になり、土踏まずを含めた足のアーチ構造が適切に形成されにくくなります。土踏まずによる衝撃吸収機能が働かなくなることで、外反母趾になりやすくなってしまいます。
不適切な靴で歩く(特にヒールや先の細い靴)
ヒールや先が細い靴は、足指を圧迫し、足の親指に不自然な圧力をかけます。特にヒールを履いて歩くことで、足全体のバランスが崩れ、足指にかかる負担が増大します。よって、親指が外向きに曲がり、外反母趾が発生しやすくなります。
正しい歩き方やその他のポイント
一度なってしまうと、なかなか治りにくい外反母趾。自分の足を守ってあげられるのは自分しかいません。ここからは正しい歩き方やその他のポイントなどをお伝えしていくので、当たり前になっている「歩行」に少しだけ意識を向けて、正しい歩き方を身に着けていきましょう。
かかとから着地する
歩き始めはかかとから着地し、足の裏全体でしっかりと地面を踏むように意識します。(この時、かかとの外側から着けるとより良いです。)次に、かかとから足先に向かって徐々に重心を移動していきます。最後に足の親指で地面を蹴るようなイメージで地面から足を離します。注意点として、重心が後ろのまま歩行してしまうと、足指の筋肉を上手く使うことができず、足指の筋力の低下につながり、外反母趾のリスクを高めてしまうので、重心には気をつけましょう。
姿勢と歩幅に気をつける
歩幅は広げすぎず、肩幅ぐらいの幅でゆっくりと歩きましょう。また、重心を上下させないように、背筋をピンと伸ばし、頭を上につられてるようなイメージで歩くことを心がけましょう。
足の筋力強化やストレッチ
足の筋力を強化するエクササイズで足の指や足底の筋肉を鍛えたり、ストレッチを定期的に行うことで、足のアーチの安定や筋力、柔軟性が向上につながり、外反母趾の進行を防ぐことができます。
適切な靴を選ぶ
足にフィットした靴や、親指に圧力のかからない靴を選びましょう。つま先部分に関しては、狭くなく、適度なしなりがあるものが理想的です。また、土踏まずが盛り上がっており、適度なクッション性がある靴だと、足裏のアーチ構造をしっかり支えてくれるので、おすすめです。
まとめ
外反母趾の進行を防ぐためには、正しい歩き方を実践し、足にかかる負担を減らすことが非常に重要です。足元をまっすぐに保ち、かかとから着地する、足指を意識的に使う、適切な靴を選ぶなどのポイントを意識することで、外反母趾の痛みを軽減し、歩行の効率を改善できます。また、足の筋力強化やストレッチも効果的なので、定期的に行うことをおすすめします。
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