距骨滑車とは?距骨滑車の役割や負傷時の影響について
2025/01/26
こんにちは、名古屋市名東区にある接骨院『距骨サロン藤が丘』です。
皆様、距骨滑車とはご存じでしょうか?距骨は、足首における重要な骨の一つであり、滑車はその動きをサポートする部分。つまり、距骨滑車とは、距骨の上部を構成する大きな関節面のことをいい、足首の関節の一部として重要な役割を担っています。また、距骨滑車は、足首の可動性と安定性を支える中心的な部分であり、日常生活や運動時の足元の機能に直接的な影響を与えます。そこで、今回はその距骨滑車の役割や負傷時の影響についてお伝えしていきます。
目次
距骨滑車の役割について
役割①:足首の屈伸運動のサポート、歩行・走行時の衝撃吸収
距骨滑車は、足首の屈折(足を下に向ける動き)および、伸展(足を上に向ける動き)動作を可能にする役割を果たします。また、歩行や走行の際、地面と接触するたびに足首に衝撃が加わりますが、距骨滑車はその衝撃を吸収する働きを持ってるので、足首や他の関節(膝や腰)への負担を軽減します。
役割②:足首の可動域の調整、安定性の維持
距骨滑車は足首の安定性にも重要な役割を果たします。足首の可動範囲が適切でないと、足首をひねったり、捻挫を起こすことがありますが、距骨滑車が正常に動くことで、足首全体の可動域が適切に保たれ、歩行やジャンプなど、日常的な活動を支えています。
役割③:足底筋膜やふくらはぎ筋との協調
距骨滑車は、足底筋膜やふくらはぎの筋肉、腓骨(ひこつ)、脛骨(けいこつ)と連携して動作します。この協調作用(足の筋肉と骨の協力)により、足首の動きがスムーズに行われ、歩行や走行時に必要なエネルギーが効率よく伝達されます。
距骨滑車負傷時の影響について
影響①:足首の可動域の制限、不安定感
距骨滑車を負傷すると、歩行や足首の屈伸動作を行う際に、負担がかかり痛みが増すことがあります。この痛みは、時間が経つにつれて慢性化することもあり、運動能力や日常生活に大きな影響を与える可能性があります。また、距骨滑車を損傷すると、足首の安定性も低下することがあるため、ひねりやすくなったり、歩行や走行中に不安感が生じます。この不安感は転倒のリスクを高めたり、他の関節や筋肉に過度の負担をかけてしまうこともあります。
影響②:衝撃吸収能力の低下
距骨滑車は衝撃吸収に重要な役割を果たしていますが、その機能が損なわれると、足首に加わる衝撃がそのまま膝や腰など他の部位に伝わりやすくなってしまうため、膝や腰に痛みが発生することがあります。また、走ったり長時間立っているなどの動作が困難になることもあります。
影響③:足首の関節炎やその他の炎症性疾患のリスク増加
距骨滑車の損傷が長期的に続くと、関節の摩耗や炎症が進行し、関節炎や足首の慢性的な痛みを引き起こす可能性があります。これにより、関節の動きがさらに制限され、治療が難しくなります。
まとめ
距骨滑車を損傷すると足首の可動域の制限、痛み、不安定感、衝撃吸収の低下、動きの滑らかさの欠如など、さまざまな問題が生じます。これらの問題は、歩行や運動時の機能に影響を与え、日常生活に支障をきたすことにもなります。さらに、長期間放置すると関節炎などの慢性的な疾患を引き起こす可能性もあるので、距骨滑車の損傷が疑われる場合は、早期に適切なケアサポートを受けることをおすすめします。また、『距骨サロン藤が丘』では、病院でも原因が分からないような症状でも対応が可能です。痛みの緩和だけを目的としたその場しのぎの施術ではなく、根本的な原因を探り、生活習慣そのものから改善を目指しております。気になること、心配なことなど、どんなに些細なことでもお気軽にご相談ください。
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距骨サロン藤が丘
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